校長挨拶
 

~自分が自分であることの意義を求めて!~

本校は1952年、昭和27年の設立で、今年度で67年目を迎えています。

創立当初より「愛と奉仕の精神」を柱とし教育活動を行なってまいりました。そして、私たちは人として何が大切なのかをいつも心に留め、成長していかなければならないと考えています。

私たちは「自分が自分であることの意義」を常に探し求めています。また、そのことが人を成長させる力になっているのかもしれません。

 

マタイによる福音書 5章13ー16節

地の塩、世の光

「あなたがたは、地の塩である。だが、塩に塩気がなければ、その塩は何によって塩味が付けられよう。もはや、何の役にも立たず、外に投げ捨てられ、人々に踏みつけられるだけである。あなたがたは世の光である。山の上にある町は、隠れることができない。また、ともし火をともして升の下に置く者はいない。燭台の上に置く。そうすれば、家の中のものすべてを照らすのである。そのように、あなたがたの光を人々の前に輝かしなさい。人々が、あなたがたの立派な行いを見て、あなたがたの天の父をあがめるようになるためである。」

この聖句の中に「あなたがたは地の塩である」とあります。塩にはどんな意味があるのか、考えてみますと、塩は世に味わいを添え、腐敗を防ぎ、清潔を保つ。そんな力があるということでしょう。

また、「あなたがたは世の光である」とあります。「世の光」とは、周りを照らし、人の心を明るくする光です。

その光が人々を幸せにすることができるのです。私たちは「地の塩、世の光」となるようにと、望まれているのです。

このことを、明光生の皆さんには、学園生活の中で深められますことを願っています。

 

さて、次に明光学園の学校目標です。

「やるべきことを やるべきときに きちんとする」 

この目標で大切なのは 「やるべきこと」が何であるか? ということです。 

このことをいつも心に留めながら生活することで、自分の目標が見えてきます。

自分自身の課題であったり、お友達との課題であったり、または家族間での課題であったり、いろいろあるとおもいますが、その課題を明確にすることが大切です。

そのために「対話」を大切にして欲しいと思っています。先生方との対話、お友達との対話、ご家族との対話。その対話をすることによって、何が課題なのかが見えてくるのではと思います。

他者を認めながら、自分をよく知り、課題に向き合い、人としての基礎力を高めることはこれからの社会が求めているものです。

 

明光学園はこれからも、筑後地区唯一のカトリック学校の女子校として、ミッションを貫いてまいります。

どうぞよろしくお願い申し上げます。

校長 近見 政俊

    校章の由来 
 
 
 上部の漢字「真・智・務」は学園のモットー「真実・叡智・義務」を表し、バックは日の出、「日出づる国日本」を示している。 左側上部の文字は本学園経営の母体であるカノッサ修道女会の精神 Mater Dolorosa(悲しみの聖母)のMDを組み合わせたもの。灯台は、聖母の教えに従う者は、暗夜を航海する船が灯台の光に導かれるように、人生航路において危険から守られ、真の目的に至ることができるということを意味している。

学校名「明光学園」は学園理事、故深堀仙右衛門司教の命名で、「有明の地の光の如き存在であるように」との気持ちがこめられている。地の白色は純潔を表し、紺色は悲しみの聖母マリアのマントの色を表している。